第108回 薬剤師国家試験問題 問51(錠剤の種類 問題) | リベラルアーツ!! 健康・社会保険・労働に関すること

第108回 薬剤師国家試験問題 問51(錠剤の種類 問題)

第108回 薬剤師国家試験
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口腔内で徐々に溶解又は崩壊させ、口腔、咽頭などの局所に適用する口腔用錠剤はどれか。1つ選べ。

 

1.舌下錠

 

2.付着錠

 

3.バッカル錠

 

4.トローチ剤

 

5.ガム剤

 

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問51の解説

1.「×」舌下錠は、舌下で速やかに溶解させて、口腔粘膜から吸収させる製剤です。

舌下錠は、肝初回通過効果を回避できます。

例として、ニトロペン

 

 

2.「×」付着錠は、口腔粘膜に付着させる製剤です。

例として、アフタッチ

 

 

3.「×」バッカル錠は、奥歯の歯茎と頬の間で有効成分を徐々に溶解させて、直接、口腔粘膜から吸収させる製剤です。

バッカル錠は、肝初回通過効果を回避できます。

例として、イーフェン

 

 

4.「〇」トローチ剤は、口腔内で徐々に溶解させて、口腔・咽頭などの局所に適用する製剤です。

例として、SPトローチ

 

 

5.「×」ガム剤は、咀嚼により有効成分が放出される製剤です。

例として、ニコチネル

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