暑くなると痛風発作の患者さんが増える? | 積小為大!!  健康・社会保険・労働に関すること

暑くなると痛風発作の患者さんが増える?

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血中の尿酸値が高いと、足の指などに尿酸が沈着して起こる激痛の痛風発作。
暑くなると、清涼飲料水やアルコール摂取の増加・脱水などで、痛風発作の患者さんが増えると言われています。

白亜紀に存在していた、最大級の肉食恐竜ティラノサウルスの化石から、骨の一部が溶ける痛風の痕跡が見つかっています。
赤身肉などプリン体の多い食事が原因と考えられています。
清涼飲料水で、尿酸値が増えるのは?
暑くなると、脱水予防で飲まれるスポーツドリンクを含む清涼飲料水。
スポーツドリンクを含む清涼飲料水の中には、果糖(フルクトース)が含まれている物が多くあります。
この果糖(フルクトース)の摂取が多いと、体内で尿酸が作られます。

アルコール飲料中のプリン体含量(mg/100mL)
アルコール飲料 含量
焼酎25% 0.0
ウイスキー 0.1
ブランデー 0.4
日本酒 1.2
ワイン 0.4
ビールS社 5.1
ビールE社 6.9
ビールK社 4.4
発泡酒S社 SH 3.0
発泡酒K社 T 3.8
食品中のプリン体含量(mg/100g)
極めて多い(300mg~)

クロレラ(3182.7)・ビール酵母(2995.7)・かつお節(493.3)

ローヤルゼリー(403.4)・干し椎茸(379.5)・マイワシ干物(305.7)

多い(200~300mg) 大正エビ(273.2)・マアジ干物(245.8)・カツオ(211.4)
(101~199mg) 明太子(159.3)・ウニ(137.3)・納豆(113.9)
少ない(50~100mg) 豚ロース(90.9)・牛タン(90.4)・ブロッコリー(70.0)
極めて少ない(~50mg) 魚ソーセージ(22.6)・カズノコ(21.9)・イクラ(3.7)
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