海でクラゲに刺されたら、納豆を食べるときに気をつけた方がいい? | リベラルアーツ!! 健康・社会保険・労働に関すること

海でクラゲに刺されたら、納豆を食べるときに気をつけた方がいい?

健康関連
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梅雨が終わると、夏がやってきます。
海や川に遊びに行く、楽しい季節がやってきます。
ですが、海には危険もあります。
 
今回は、クラゲに刺されると、
納豆アレルギーになるかも?というお話です。

マリンスポーツをしている人に多く
特に、サーフィンをしている人に多いです。
納豆のネバネバ成分
大豆と納豆菌を混合した後、発酵過程で作られる
納豆のネバネバした成分に
ポリガンマグルタミン酸(PGA)という成分があります。

クラゲは毒針を刺すときに、ポリガンマグルタミン酸(PGA)を作ります。
クラゲに刺されると、皮膚からクラゲ由来のPGAが体内に入り、
クラゲ由来のPGAに対し、身体の中で抗体が作られます。

 

クラゲ由来のPGAに対し抗体が作られた後、納豆を食べてしまうと、
納豆のネバネバ成分(PGA)を、クラゲ由来のPGAと身体が誤認識してしまい、
アレルギー反応が起きてしまうと考えられています。(交差反応)
納豆を食べてから、5~14時間後に
アレルギー反応を発症することが特徴的です。

 

これは、PGAが腸管内で分解され吸収されるまでに
時間がかかるためと推測されています。
PGAは、食品や化粧品などに含まれていることがあります。
成分表示としては、ポリガンマグルタミン酸、ポリグルタミン酸、
γーPGA、納豆菌ガムなどと表記されていますので、
納豆アレルギーの方は気をつけて下さい。
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