第109回 薬剤師国家試験問題 問66(褥瘡治療薬) | 積小為大!!  健康・社会保険・労働に関すること

第109回 薬剤師国家試験問題 問66(褥瘡治療薬)

病態
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問66(病態・薬物治療)

褥瘡治療に用いる外用薬のうち、壊死組織除去効果を有するのはどれか。1つ選べ。

 

1.アルプロスタジルアルファデクス

 

2.ブロメライン

 

3.ポビドンヨード

 

4.ジメチルイソプロピルアズレン

 

5.トレチノイントコフェリル

 

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問66の解説

1.「×」アルプロスタジルアルファデクス(プロスタンディン

血管新生・表皮角化細胞増殖作用により、肉芽形成・表皮形成を促進します。

 

 

2.「〇」ブロメライン

アミノ酸を加水分解することによりタンパク質を分解するので、創傷面の壊死組織を除去します。

 

 

3.「×」ポビドンヨード

白糖・ ポビドンヨード(ユーパスタ)は、白糖の局所的な浸透圧上昇作用により、浮腫の軽減と線維芽細胞の活性化、ポビドンヨードによる殺菌作用で、褥瘡・皮膚潰瘍治療に用いられます。

 

 

4.「×」ジメチルイソプロピルアズレン(アズノール

白血球遊走阻止作用及び肥満細胞からのヒスタミン遊離抑制作用による抗炎症作用により、炎症性皮膚疾患治療に用いられます。

 

 

5.「×」トレチノイントコフェリル(オルセノン

血管新生作用により、肉芽形成を促進します。

 

 

褥瘡治療薬の使い分け
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