第108回 薬剤師国家試験問題 問68(漢方 問題) | リベラルアーツ!! 健康・社会保険・労働に関すること

第108回 薬剤師国家試験問題 問68(漢方 問題)

第108回 薬剤師国家試験
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脳梗塞後遺症で、興奮症状を伴う場合に用いられる漢方薬はどれか。

 

1.葛根湯

 

2.大建中湯

 

3.抑肝散

 

4.五苓散

 

5.猪苓湯

 

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問68の解説

1.「×」葛根湯は、寒気はするが汗は出ない風邪の初期に用います。

 

2.「×」大建中湯は、血流を良くしてお腹を温め、胃腸の働きを改善します。

 

3.「〇」抑肝散は、肝の高ぶり(興奮)を抑える薬です。

肝(かん)が高ぶると、イライラすると漢方では考えます。

 

4.「×」五苓散は、水のめぐりを良くし、水が滞っている部分は排泄を促し、足りない部分は補うので、頭に水が溜まって眩暈や頭痛がある場合などに用います。

 

5.「×」猪苓湯は、滞っている水のめぐりを良くすることで、余分な水を尿として排泄します。

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