第108回 薬剤師国家試験問題 問67(マイコプラズマ治療) | 積小為大!!  健康・社会保険・労働に関すること

第108回 薬剤師国家試験問題 問67(マイコプラズマ治療)

病態
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マイコプラズマ肺炎の治療に用いられるのはどれか。1つ選べ。

 

1.アシクロビル錠

 

2.イベルメクチン錠

 

3.テビペネムピボキシル細粒

 

4.アジスロマイシン錠

 

5.リネゾリド錠

 

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問67の解説

マイコプラズマ(細菌)に感染することによって起こる肺炎を、マイコプラズマ肺炎といいます。

細胞壁が無いマイコプラズマの治療薬としては、第1選択薬としてマクロライド系抗菌薬を使います。治療抵抗例には、フルオロキノロン系またはテトラサイクリン系を用います。

 

 

1.「×」アシクロビル(ゾビラックス):抗ウイルス薬

 

2.「×」イベルメクチン(ストロメクトール):駆虫薬

 

3.「×」テビペネム(オラペネム):カルバペネム系抗生物質(細胞壁合成阻害)

 

4.「〇」アジスロマイシン(ジスロマック):マクロライド系抗生物質

 

5.「×」リネゾリド(ザイボックス):MRSAのタンパク合成阻害薬

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