食事をして血糖値の変動が、大きい人の方が危険なの? | 積小為大!!  健康・社会保険・労働に関すること

食事をして血糖値の変動が、大きい人の方が危険なの?

健康関連
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質問

食事をして血糖値がずっと高い状態よりも、血糖値の変動が大きい人の方が、身体に悪いの?

回答
血管の内側の細胞を培養した研究では、血糖値がずっと高い状態よりも、
血糖値の変動が大きい方がダメージが大きいという結果があります。
解説
身体を動かすのにブドウ糖は必要ですが、血糖値の変動幅が大きい程、血管の内側の細胞(血管内皮細胞)を
傷害すると言われており、血管内皮細胞が傷害されると動脈硬化が進むと言われています。

A) ブドウ糖濃度:90mg/dL(毎日)

B) ブドウ糖濃度:360mg/dL(毎日) 

C) ブドウ糖濃度:90mg/dLと360mg/dLを毎日交換 
※矢印は、死んだ血管内皮細胞

上記の(A)~(C)より
高血糖の状態(360mg/dL)が続くよりも、正常血糖の状態(90mg/dL)と
高血糖の状態(360mg/dL)が繰り返される方が細胞をより傷つけることが分かる。

 

参考資料
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