質問
食事をして血糖値がずっと高い状態よりも、血糖値の変動が大きい人の方が、身体に悪いの?
回答
血管の内側の細胞を培養した研究では、血糖値がずっと高い状態よりも、
血糖値の変動が大きい方がダメージが大きいという結果があります。
解説
身体を動かすのにブドウ糖は必要ですが、血糖値の変動幅が大きい程、血管の内側の細胞(血管内皮細胞)を
傷害すると言われており、血管内皮細胞が傷害されると動脈硬化が進むと言われています。
A) ブドウ糖濃度:90mg/dL(毎日)
B) ブドウ糖濃度:360mg/dL(毎日)
C) ブドウ糖濃度:90mg/dLと360mg/dLを毎日交換
※矢印は、死んだ血管内皮細胞
上記の(A)~(C)より
高血糖の状態(360mg/dL)が続くよりも、正常血糖の状態(90mg/dL)と
高血糖の状態(360mg/dL)が繰り返される方が細胞をより傷つけることが分かる。
参考資料
2023.1.15時点の記事