第108回 薬剤師国家試験問題 問39(前立腺がん治療薬) | 積小為大!!  健康・社会保険・労働に関すること

第108回 薬剤師国家試験問題 問39(前立腺がん治療薬)

薬理
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デガレリクスの抗前立腺がん作用の機序はどれか。1つ選べ。

 

1.アンドロゲン受容体遮断

 

2.エストロゲン受容体刺激

 

3.GnRH(性腺刺激ホルモン放出ホルモン)受容体遮断

 

4.アロマターゼ阻害

 

5.5α-還元酵素阻害

 

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問39の解説

1.「×」アンドロゲン受容体遮断薬のビカルタミド (カソデックス®)・フルタミド(オダイン®)は、前立腺癌治療薬です。

 

2.「×」

 

3.「〇」デガレリクス(ゴナックス®)は、GnRH受容体遮断薬です。

 

4.「×」アロマターゼ阻害薬のアナストロゾール(アリミデックス®)・レトロゾール(フェマーラ®)・エキセメスタン(アロマシン®)は、閉経後乳癌の治療薬です。

(※アロマターゼ:アンドロゲンをエストロゲンに変換する酵素)

 

5.「×」5α-還元酵素阻害薬のデュタステリド(アボルブ®)は、前立腺肥大症の治療薬です。

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