第108回 薬剤師国家試験問題 問334(剤形変更 問題) | リベラルアーツ!! 健康・社会保険・労働に関すること

第108回 薬剤師国家試験問題 問334(剤形変更 問題)

第108回 薬剤師国家試験
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8歳女児。身長122cm、体重24kg。アレルギー性鼻炎により近医を受診した。

父親が、この女児の処方箋を持って薬局を訪れた。

 

(処方)

フェキソフェナジン塩酸塩錠30mg

1回1錠(1日2錠) 1日2回  朝夕食後   7日分

 

父親に確認したところ錠剤を服用できないことがわかり、処方医にフェキソフェナジン塩酸塩ドライシロップ5%への処方変更を提案した。

提案した処方薬の1回量及び全量(秤取量)として、正しいのはどれか。1つ選べ。

 

1回量 全量
1 0.3g 2.1g
2 0.3g 4.2g
3 0.6g 4.2g
4 0.6g 8.4g
5 1.2g 8.4g
6 1.2g 16.8g

 

 

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問334の解説

フェキソフェナジンDS 5%には、

1g中に有効成分としてフェキソフェナジンが、50mg含まれます。

よって、フェキソフェナジン30mgをDS量に換算すると、

30/50=0.6g(1回量)

1日量は、1.2gのため、全量では、8.4g

 

1.「×」

 

2.「×」

 

3.「×」

 

4.「〇」

 

5.「×」

 

6.「×」

 

補足)

フェキソフェナジン(アレグラ)の用法・用量

12歳以上の小児:1回60mg(DSとして1.2g)を1日2回

2歳以上12歳未満の小児:1回30mg(DSとして0.6g)を1日2回

6ヵ月以上2歳未満の小児:1回15mg(DSとして0.3g)を1日2回

が目安になります。

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