ホウ・レン・ソウ(報告・連絡・相談)は上手くいかない? | リベラルアーツ!! 健康・社会保険・労働に関すること

ホウ・レン・ソウ(報告・連絡・相談)は上手くいかない?

コミュニケーション
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質問

報告(ホウ)・連絡(レン)・相談(ソウ)が、できない部下が社内で多く困っています。
何か、対応策はないですか?

回答
空(ソラ)・雨(アメ)・傘(カサ)を取り入れてみては?
解説
ホウ・レン・ソウの起源は、山種証券(現SMBC日興証券)の山崎富治さんと言われています。
報告(ホウ):指示を出した上司に、結果や経過を伝える。
連絡(レン):情報を関係者へ伝える。
相談(ソウ):課題に対し、周囲に意見や助言を求める。
報連相は、風通しの良い会社をつくる手段として活用されていました。

 

が、何故か、ホウ・レン・ソウは部下から上司への連絡ツールのように解釈され、
本来の風通しの良い会社をつくる手段として活用されず
上司と部下の人間関係を悪化させている状況もあります。

 

そのため、ソラ・アメ・カサを提案します。
ソラ・アメ・カサの起源は、マッキンゼーの日本支社と言われています。
空(ソラ):事実:空が曇っている。
雨(アメ):解釈:雨が降りそう。
傘(カサ):判断(行動):傘を持って行く。
私見
報告(ホウ)・連絡(レン)・相談(ソウ)の
報告(ホウ)と連絡(レン)は、事実を伝えて、
相談(ソウ)で判断(行動)を決めます。

 

そのため、解釈が抜けています。
上司としては、部下が何かを伝えてきても
結局何が言いたいの? 何をして欲しいの?
上司・部下・関係者でコミュニケーションが上手くいかないことがあります。

 

ですが、空(ソラ)・雨(アメ)・傘(カサ)では、
雨(アメ)で、解釈も共有できるので

空(ソラ)で、現状を上司が把握し
雨(アメ)で、部下の考えを把握し
傘(カサ)で、上司が部下に求めていることも把握できます。

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