第109回 薬剤師国家試験問題 問57(てんかん) | 積小為大!!  健康・社会保険・労働に関すること

第109回 薬剤師国家試験問題 問57(てんかん)

病態
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問57(病態・薬物治療)

身体の一部又は全身に瞬間的な筋収縮が起こり、発作持続時間が短く、意識消失の自覚症状が無いことが多いてんかん発作はどれか。1つ選べ。

 

1.複雑部分発作

 

2.欠神発作

 

3.強直間代発作

 

4.ミオクロニー発作

 

5.脱力発作

 

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問57の解説

1.「×」複雑部分発作は、意識障害があり、意識減損(顔がボーっとする)や、自動症(手を叩く、口をモグモグさせる)がみられる部分発作です。

 

 

2.「×」欠神発作は、突然意識がなくなり、急に話が途切れたり、動作が止まってしまう全般発作です。

 

 

3.「×」強直間代発作は、意識を消失して、強直発作(手足を伸ばした状態で全身硬直)から、間代発作(手足をガクガクさせる)がおこる全般発作です。

 

 

4.「〇」ミオクロニー発作は、光によって誘発されることがあり、突然、筋肉が収縮してしまい、持っている物を投げ飛ばしてしまうことがある全般発作です。

 

 

5.「×」脱力発作は、突然、全身の筋肉の緊張が低下してしまい、崩れ落ちるように倒れてしまう全般発作です。

 

 

てんかん
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