第109回 薬剤師国家試験問題 問336(濃度計算) | 積小為大!!  健康・社会保険・労働に関すること

第109回 薬剤師国家試験問題 問336(濃度計算)

実務
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問336(実務)

42歳男性。身長165cm。

血液検査の結果、血清ナトリウム濃度が 147mEq/L であり、

高張性脱水と診断され、輸液により水分を補給することになった。

この患者の水分欠乏量に最も近い値はどれか。1つ選べ。

ただし、この患者の体重は60kg、血清ナトリウム濃度の目標値140mEq/L、

体水分量を体重の 50%とする。

 

①1.0L

 

②1.5L

 

③2.0L

 

④2.5L

 

⑤3.0L

 

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問336の解説

輸液により水分補給する前の血清Na量は、血清Na濃度が147mEq/L、Bw=60kg、体内水分量が体重の50%より、147mEq/L×60kg×0.5=4410mEq

 

目標の血清Na濃度が140mEq/Lなので、4410mEq÷140mEq/L=31.5L

患者の体内水分量は、60kg×0.5=30kg=30L

よって、水分欠乏量としては、31.5L-30L=1.5L

 

①.「×」

 

②.「〇」

 

③.「×」

 

④.「×」

 

⑤.「×」

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