第108回 薬剤師国家試験問題 問61(間欠性跛行) | 積小為大!!  健康・社会保険・労働に関すること

第108回 薬剤師国家試験問題 問61(間欠性跛行)

病態
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特徴的な症状の1つとして、間欠性跛行がみられる疾患はどれか。1つ選べ。

 

1.閉塞性動脈硬化症

 

2.筋ジストロフィー

 

3.変形性膝関節症

 

4.痛風

 

5.関節リウマチ

 

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問61の解説

間欠性跛行とは、一定の距離を歩くと足が痺れたり、痛みが出て歩けなくなったりするが、少し休むと、痺れや痛みが無くなり、歩けるようになる症状のことです。

原因として、神経圧迫(腰部脊柱管狭窄症)と血管閉塞(末梢動脈疾患)の2つがあります。

 

 

1.「〇」閉塞性動脈硬化症では、足の血管に動脈硬化が起こり血流が悪くなるため、間欠性跛行が現れます。

 

2.「×」筋ジストロフィーは、骨格筋の障害により、筋力低下・運動機能低下が起こります。

 

3.「×」変形性膝関節症は、体重・加齢などの影響で、膝の軟骨が擦り減り、膝に痛みが生じます。

 

4.「×」痛風は、血中の尿酸が、関節などの組織で結晶化し、炎症が起こる疾患です。

 

5.「×」関節リウマチは、自己抗体(リウマトイド因子)が、関節滑膜で炎症を起こす疾患です。

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