ゴッホ
1886年から1890年までゴッホの作品を調査したところ、黄色を基調とした絵画が多く存在しました。
ゴッホが、黄色を基調とした絵画が多かった仮説
ゴッホは、黄視症(物が黄色く見える病気)だったという説があります。
ゴッホは、てんかんと精神の病気を患っていたときに、
ジギタリス製剤を服用し、
副作用で黄視症となっていたと仮説があります。
ジギタリス製剤は、現在では強心配糖体として
うっ血性心不全などに使われていますが
添付文書のその他の副作用の項に、
頻度不明ですが、黄視の記載があります。
参考資料・引用文献
Xanthopsia and van Gogh’s yellow palette Wilfred Niels Arnold & Loretta S Loftus
Eye volume 5, pages503–510 (1991)
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