第110回 薬剤師国家試験問題 問70(レジオネラ肺炎) | 積小為大!!  健康・社会保険・労働に関すること

第110回 薬剤師国家試験問題 問70(レジオネラ肺炎)

病態
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問70(病態)

レジオネラ肺炎に対して最も有効性が期待できる抗菌薬はどれか。1つ選べ。

 

1.シプロフロキサシン

 

2.タゾバクタム・ピペラシリン

 

3.メロペネム

 

4.アミカシン

 

5.バンコマイシン

 

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問70の解説

レジオネラ肺炎(在郷軍人病)は、レジオネラ属菌(グラム陰性桿菌)の感染による肺炎で、汚染された水(温泉、空調など)のエアロゾルから感染します。

治療薬には、ニューキノロン・マクロライド(アジスロマイシン)が用いられます。

 

 

1.「〇」シプロフロキサシン(シプロキサン):ニューキノロン系抗菌剤

 

 

2.「×」タゾバクタム・ピペラシリン(ゾシン):β-ラクタマーゼ阻害剤配合のペニシリン系抗生剤

 

 

3.「×」メロペネム(メロペン):カルバペネム系抗生剤

 

 

4.「×」アミカシン:アミノグリコシド系抗生剤

 

 

5.「×」バンコマイシン:グリコペプチド系抗生剤

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