第110回 薬剤師国家試験問題 問68(胆石症) | 積小為大!!  健康・社会保険・労働に関すること

第110回 薬剤師国家試験問題 問68(胆石症)

病態
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問68(病態)

胆石症の疝痛発作時に、疼痛緩和のために使用される薬物として最も適切なのはどれか。1つ選べ。

 

1.ウルソデオキシコール酸

 

2.エストラジオール

 

3.ブチルスコポラミン臭化物

 

4.ベザフィブラート

 

5.モルヒネ塩酸塩

 

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問68の解説

1.「×」ウルソデオキシコール酸(ウルソ):胆汁分泌促進作用(利胆作用)により、胆石溶解作用を示します。

 

 

2.「×」エストラジオール(ジュリナ):エストロゲン(卵胞ホルモン)の1種

 

 

3.「〇」ブチルスコポラミン(ブスコパン):抗コリン薬

胆石が、胆嚢や胆管に詰まると、痛みを感じます。

ブスコパンなどの抗コリン薬は、胆管や胆嚢の平滑筋の収縮を抑制するので、痛みが緩和されます。

 

 

4.「×」ベザフィブラート(ベザトール):フィブラート系(PPAR-α作動薬)

 

 

5.「×」モルヒネ(MSコンチン・オプソ):癌性疼痛治療薬

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