問33(薬理)
尋常性乾癬の治療に用いられるセクキヌマブの標的分子はどれか。1つ選べ。
1.ホスホジエステラーゼⅣ(PDE Ⅳ)
2.チロシンキナーゼ2 (Tyk2)
3.ビタミンD 受容体
4.IL-12 及びIL-23
5.IL-17A
問33の解説
乾癬とは、免疫細胞やサイトカイン(TNF-α、IL-23、IL-17など)により免疫系が活性化することによって、角化細胞(ケラチノサイト)の異常増殖・分化・過形成などがおこる疾患のことです。
1.「×」アプレミラスト(オテズラ®):ホスホジエステラーゼ(PDE)4阻害薬
細胞内のcAMP濃度を上昇させ、炎症性サイトカインの発現を抑制します。
2.「×」デュークラバシチニブ (ソーティクツ®):チロシンキナーゼ2(TYK2)阻害薬
インターロイキン(IL)やインターフェロン(IFN)などによって、活性化されるチロシンキナーゼ2(TYK2)を阻害するので、炎症が抑制されます。
3.「×」マキサカルシトール(オキサロール®)・タカルシトール(ボンアルファ®)・カルシポトリオール(ドボネックス®):ビタミンD受容体に結合して、表皮角化細胞の異常増殖を抑制します。
4.「×」ウステキヌマブ(ステラーラ®):抗IL-12/23モノクローナル抗体製剤
5.「〇」セクキヌマブ(コセンティクス®)・イキセキズマブ(トルツ®):炎症性サイトカインであるIL-17Aと結合する抗IL-17Aモノクローナル抗体製剤
問33の解答:5
2025.4.2時点の記事