問47(薬剤)
TDMにおける薬物血中濃度の測定において、全血試料を用いて分析する必要がある薬物はどれか。1つ選べ。
1.テイコプラニン
2.バルプロ酸ナトリウム
3.フェニトイン
4.シクロスポリン
5.ジゴキシン
問47の解説
1.「×」テイコプラニン(タゴシッドⓇ):グリコペプチド系抗生物質
2.「×」バルプロ酸ナトリウム(デパケンⓇ・セレニカⓇ):GABAトランスアミナーゼ阻害薬
3.「×」フェニトイン(アレビアチンⓇ・ヒダントールⓇ):Na+チャネル阻害作用による神経細胞膜安定化
4.「〇」シクロスポリン(ネオーラルⓇ)・タクロリムス(プログラフⓇ・グラセプターⓇ)は、薬物の分布が、赤血球画分に多いため、全血試料を用いてTDMを行います。
5.「×」ジゴキシン(ジゴシンⓇ):強心配糖体
問47の解答:4
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