第109回 薬剤師国家試験問題 問47(TDM) | 積小為大!!  健康・社会保険・労働に関すること

第109回 薬剤師国家試験問題 問47(TDM)

薬剤
この記事は約2分で読めます。
Pocket

問47(薬剤)

TDMにおける薬物血中濃度の測定において、全血試料を用いて分析する必要がある薬物はどれか。1つ選べ。

 

1.テイコプラニン

 

2.バルプロ酸ナトリウム

 

3.フェニトイン

 

4.シクロスポリン

 

5.ジゴキシン

 

スポンサーリンク

問47の解説

1.「×」テイコプラニン(タゴシッド):グリコペプチド系抗生物質

 

 

2.「×」バルプロ酸ナトリウム(デパケン・セレニカ):GABAトランスアミナーゼ阻害薬

 

 

3.「×」フェニトイン(アレビアチン・ヒダントール):Naチャネル阻害作用による神経細胞膜安定化

 

 

4.「〇」シクロスポリン(ネオーラル)・タクロリムス(プログラフ・グラセプター)は、薬物の分布が、赤血球画分に多いため、全血試料を用いてTDMを行います。

 

 

5.「×」ジゴキシン(ジゴシン):強心配糖体

2024.9.12時点の記事
PAGE TOP