問81(実務)
以下の成分を含む一般用医薬品を使用した場合に、出血傾向に最も注意が必要なのはどれか。1つ選べ。
1.センノシド
2.ロペラミド塩酸塩
3.ミノキシジル
4.フェキソフェナジン塩酸塩
5.イコサペント酸エチル
問81の解説
1.「×」センノシド(プルゼニドⓇ):大腸刺激性下剤
2.「×」ロペラミド(ロペミンⓇ):下痢止め
3.「×」ミノキシジル(リアップⓇ):血管拡張作用により、頭皮の血流を改善するため、発毛・育毛剤
4.「×」フェキソフェナジン(アレグラⓇ):抗アレルギー薬
5.「〇」イコサペント酸(エパデールⓇ):青魚(イワシ)由来の脂(ω-3系多価不飽和脂肪酸)
トロンボキサンA2産生を抑制し、血小板凝集を抑制するので、出血傾向となります。
※EPA(イコサペント酸)製剤は、リポ蛋白の代謝を促進し、脂質の生合成・分泌を抑制します。
問81の解答:5
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