問51
口腔内で徐々に溶解又は崩壊させ、口腔、咽頭などの局所に適用する口腔用錠剤はどれか。1つ選べ。
1.舌下錠
2.付着錠
3.バッカル錠
4.トローチ剤
5.ガム剤
問51の解説
1.「×」舌下錠は、舌下で速やかに溶解させて、口腔粘膜から吸収させる製剤です。
舌下錠は、肝初回通過効果を回避できます。
例として、ニトロペンⓇ
2.「×」付着錠は、口腔粘膜に付着させる製剤です。
例として、アフタッチⓇ
3.「×」バッカル錠は、奥歯の歯茎と頬の間で有効成分を徐々に溶解させて、直接、口腔粘膜から吸収させる製剤です。
バッカル錠は、肝初回通過効果を回避できます。
例として、イーフェンⓇ
4.「〇」トローチ剤は、口腔内で徐々に溶解させて、口腔・咽頭などの局所に適用する製剤です。
例として、SPⓇトローチ
5.「×」ガム剤は、咀嚼により有効成分が放出される製剤です。
例として、ニコチネルⓇ
2023.10.21時点の記事