28 歳男性。牛乳アレルギーあり。既往歴及び使用中の医薬品はなし。
喫煙1日10本程度、飲酒1日ビール500mL 程度。
以前から胃腸が弱く、朝食後や通勤時に便意を催すことが多い。
1週間後に昇進試験を受験する予定だが、緊張により下痢気味であるため、
男性は止瀉薬を求めて薬局を訪れた。
以下のうち、この男性に勧める一般用医薬品として、適切なのはどれか。2つ選べ。
問340の解説
1.「×」イブプロフェン(ブルフェンⓇ):解熱鎮痛薬
ブチルスコポラミン(ブスコパンⓇ):鎮痙剤
2.「×」ベルベリン:下痢止め(殺菌作用あり)
ロートエキス:鎮痙剤
タンニン酸アルブミン:下痢止め(牛乳アレルギーの患者・経口鉄剤を服用中の患者には禁忌)
ウルソデオキシコール酸(ウルソⓇ):肝・胆・消化機能改善薬
3.「〇」木クレオソート:正露丸Ⓡに含まれている下痢止め
4.「〇」タンニン酸ベルベリン:腸内でベルベリンとタンニン酸に分解され、殺菌作用と収れん作用により、細菌性の下痢に効果があります。
5.「×」トリメブチン:消化管運動調律薬(過敏性腸症候群に用いられます)
運動亢進状態にある腸管では、副交感神経終末にあるオピオイドμ受容体に作用し、アセチルコリン遊離を抑制し、消化管運動を抑制。
運動低下状態にある腸管では、交感神経終末にあるμ受容体に作用し、ノルアドレナリン遊離を抑制し、消化管運動を亢進。
問340の解答:3と4