薬の飲み方

薬局・医薬品関連
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飲み合わせにより、飲みにくくなってしまう医薬品や
医薬品そのものが飲みにくい医薬品もあります。
以下に飲みやすくするための工夫を書いてみましたので、お試し下さい。

 

『目次』
イソバイド®シロップ70%(イソソルビド内用液)の飲み方
クラリス®(クラリシッド®)とムコダイン®(カルボシステイン)の飲み方
小児薬の飲み方
マルツエキスの飲み方
ミルラクト®細粒50%の飲み方

 

イソバイド®シロップ70%(イソソルビド内用液)の飲み方
イソバイド®(イソソルビド内用液)を冷蔵庫で冷やした後、以下のa~dの中から自分の好きな飲み物と、
1:1で混ぜて飲むと飲みやすくなります。1)
a:オレンジシュース
b:コカ・コーラ®
c:ポカリスエット®
d:炭酸水(スプライト®

ただし、イソバイド®(イソソルビド内用液)のみでも排尿量が増えるので(トイレに行く回数が増える)、
1:1で混ぜて飲むことにより、より摂取する水分量が増えるため排尿量が増えてしまいます(トイレに行く回数が増える)。

≪参考文献≫
1)イソバイド®服薬改善テストの結果報告
久保和彦, 佐藤方宣, 小宗静男 – 耳鼻と臨床, 2013

クラリス®(クラリシッド®)とムコダイン®(カルボシステイン)の飲み方2)

クラリス®(クラリシッド®)の苦みが軽減できる飲み方の順番は
①始めにムコダイン®(カルボシステイン)を飲む
②水で口内を洗う(うがいをする)
③最後にクラリス®(クラリシッド®)を飲む
※クラリス®(クラリシッド®)を先に飲んだ場合は、20分以上の間隔をあけて
 ムコダイン®(カルボシステイン)を飲むようにすると
 クラリス®(クラリシッド®)の苦みを軽減できる。

 

≪参考文献≫
2)ムコダイン®DSとクラリスロマイシンDS併用時の味の検討
著者:杉山正 (岐阜大 病院 薬)、後藤千寿 (岐阜大 病院 薬)、片桐義博 (岐阜大 病院 薬)
資料名:日本薬学会年会要旨集 巻:126th 号:2 ページ:214

発行年:2006年03月06日

小児薬の飲み方:シロップ薬の飲み方

①シロップ薬をスプーンに入れて飲んでもらう
②シロップ薬をスポイトで吸い上げ、頬の内側に流し込む
③シロップ薬をコップに入れて飲んでもらう
④シロップ薬を哺乳瓶の乳首に入れて吸ってもらう

小児薬の飲み方:粉薬の飲み方

①粉薬をゼリー状オブラートで包んで飲んでもらう
②粉薬を少量の水に溶いてペースト状にして頬の内側につけて飲んでもらう
③粉薬を水などに溶かして飲んでもらう。

マルツエキスの飲み方

マルツエキスの味は、カラメル風味です。
飲み方は、7カ月未満の乳児には、ミルクとミルクの食間の服用がよいでしょう。
(ミルク服用後だとお腹が満腹で飲まないことがあるため)

以下の①~⑤を参考に飲みやすい方法で飲ませてあげて下さい。3)
(1)10~30mLの温湯または湯ざましに溶かして
(2)スプーンにとって、そのままの状態
(3)ゼリー、ヨーグルトに混ぜて
(4)果汁や麦茶、おもゆなどに溶かして
(5)ミルクの混ぜても服用できますが、ミルクの味が変わってしまうことがあり、ミルク嫌いの原因となる

    ことが懸念されます。(ミルク180mLにマルツエキス3~4gであれば、
        それほど味に影響されないようです)

≪参考資料≫
3) 高田製薬ホームページ

ミルラクト®細粒50%の飲み方

ミルラクト®は乳糖の分解を助けてくれるお薬です。
日本人に、牛乳などを飲むとお腹がゴロゴロする人が多いのは、牛乳などに含まれる乳糖の分解が

うまくできない人が多いからです。乳糖が消化吸収できず、腸の中に残ってしまうと消化不良や下痢を
起こします。これを乳糖不耐症といいます。

「母乳の場合」4):ミルラクト®細粒50%1回分を小皿などにあけ、ぬるま湯(50℃未満)を
         少量入れて溶き、授乳の直前または途中で飲ませてあげて下さい。
「粉ミルクの場合」4):70℃以上のお湯で調乳後、50℃未満に冷ましてからミルラクト®細粒50%1回分を
           直接、哺乳瓶に入れて溶かして飲ませてあげて下さい。
≪参考資料≫
4) 高田製薬ホームページ

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