尿検査で、尿潜血を伴わないタンパク尿を呈しやすいのはどれか。2つ選べ。
1.腎盂腎炎
2.微小変化群
3.ループス腎炎
4.半月体形成性糸球体腎炎
5.糖尿病性腎症
問185の解説
1.「×」腎盂腎炎:細菌による炎症で、尿潜血・発熱・腰痛がおこります。
2.「〇」微小変化群:ネフローゼ症候群で、タンパク尿・低タンパク血症・浮腫がおこります。
3.「×」ループス腎炎:全身性エリテマトーデス(SLE)によって、引き起こされる糸球体腎炎
尿潜血・タンパク尿が見られます。
4.「×」半月体形成性糸球体腎炎:急速進行性糸球体腎炎のことで、半月状の組織が形成され、急速に腎機能が低下します。尿潜血・タンパク尿が見られます。
原因として、抗好中球細胞質抗体(ANCA)関連血管炎や、抗糸球体基底膜抗体型腎炎があります。
5.「〇」糖尿病性腎症:タンパク尿や高血圧が主で、尿潜血は通常伴いません。
問185の解答:2と5